【ウィッシュ・バケーション東京】2017.11.17-20
大阪からみぃちゃんの野瀬ファミリーと
京都からあいちゃんの田中ファミリーが参加。
ディズニーランド&ディズニーシーと浅草観光を盛り込んだ家族全員旅行(ウィッシュ・バケーション)に行ってきました!

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明るく、いつも笑顔の野瀬ママですが、みぃちゃん病気を知った当時はかなりショックで引きこもりがちとなったそうです。

「保育園に連れて行くときも、他の子どもたちの声が苦しくて苦しくてしかたがありませんでした」
しかし、そんな野瀬ママを救ってくれたのも子どもたちだたそうです。
みぃちゃんにやさしく接してくれる園児たちの声が逆に励みとなり、

「みぃちゃんはみぃちゃんでいいんだ」と、少しずつ受け入れられるようになって、
気持ちが楽になってきたそうです。
また、そんな子どもたちへの恩返しの思いから、現在は保育園で看護士として働いてらっしゃいます。

そんなママに静かに寄り添うパパと、初めての新幹線に乗ることができた弟のりょうたろう君。
家族4人での楽しい思い出を残したいと、ディズニーランドへ向かいました。

「なぜ、私の娘が?」
田中ママは「横紋筋肉腫」という病名の前に愕然としたそうです。
少しずつ、病気を受け入れながら、高校ではチアリーディングを行うなど活発なあいちゃん。
しかし、今も不安をすべてぬぐい切れないという田中ママをパパがしっかりと支えます。
そして、もう一人頼もしい存在があいちゃんと年子の兄、ひろと君です。
田中家は4人兄弟。あいちゃんの下には少し年の離れた元気な弟が二人います。
そんな二人をたっぷり可愛がりながら、
パパ、ママ、あいちゃん、ひろと君は何でも4人でよく話し、相談し合う理想的な家族です。
日々の不安を消すことはできなくても、かけがえのない“いま”を力強く感じる。
そんな田中家の絆がバケーション中も随所に見て取れました。
初日、二日目のディズニーを満喫したのち、三日目は恒例の浅草観光です。
いつも支援くださる人力車、えびす屋さんの熱い熱い歓迎から始まり、
大きなメロンパンの花月堂さんやユーモア溢れる似顔絵のカリカチュアさん。
田中ファミリーも野瀬ファミリーも、浅草を大満喫し終始笑いが絶えませんでした。

また、今回はご縁をきっかけに交流させていただいている
在宅医療オレンジホームケアクリニック代表の医師、紅谷浩之先生も同行してくださいました。
オレンジホームケアクリニックは、24時間365日の診療体制を持った福井県最初の在宅医療専門クリニックで、
「重度障害を持つ子どもたちが楽しめるリゾートをつくりたい!」と「軽井沢キッズケアラボ」といった活動も行っています。
近々コラボする予定ですのでこちらもお楽しみに!
車中、あいちゃんが「将来は看護師になりたい!」と言うと
「採用!」と、さりげなく名刺を渡してくださるような、素敵な紅谷先生です(笑)。

「たくさんの人との出会いが、関わりが、また頑張る活力になりました!」
そのようなファミリーからの言葉が、私たちにとって何より嬉しい言葉。
むしろ、私たちの方がたくさんのチカラをもらっていると感じます。
そして、いつもご家族を最高のおもてなしで迎えてくださる協力企業の皆さん、本当にありがとうございました!!

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【ウィッシュ・バケーション東京VOL.2】2017.11.19-21
新しいファミリーをお迎えしてのウィッシュ・バケーション東京VOL.2。

群馬からはそうちゃんの木村ファミリー、神奈川からはかりんちゃんの井上ファミリーが参加。
ディズニーと浅草観光の東京バケーション第二弾です。

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そうちゃんの看護に追われ、一日三時間睡眠という木村ママですが、
元看護士でもありとにかく頼もしい母です。
医師からは施設に入れることを勧められたそうですが
「私の子だから」と、自宅での看護を選択。
「楽しい家族をつくるぞ」と意気込むパパや
看護学校に通う長女のかなちゃん、長男のしんたろう君もしっかりとママを支えます。

かりんちゃんとの旅行を楽しみにしていたばあばと弟のえいた君とともに応募してくださった井上ママ。
「社交ダンスを習いたい」「ディズニーランドに行きたい」
たとえ難しいことがあっても、そんなかりんちゃんの願いはできるだけ叶いたい。
「“いま”この子たちがいるだけでしあわせ。ほかに何を望むことがあるのだろう?」
そんな井上ママの言葉は、“しあわせ”という定義を大いに考えさせられます。
“いま”楽しむ。
そんな二家族は準備も万全!
木村ママは、かわいいミッキーのネイル、
井上ファミリーの弟えいたくんはミッキーの靴下を、
かりんちゃんはシンデレラのドレスで、
クリスマス限定のパレードへ向かいました。

最終日の浅草では、
CMでお馴染みの大和ハウス工業株式会社の皆さまがボランティアで参加くださり、
にぎやかな時間を過ごしました。

中でも特に印象的だったのは、
普段はバギーのそうちゃんが人力車に乗った時のこと。
かすかに手を動かしたり、目を開けてくれたり・・・

普段とは違う感覚を少しでも感じてくれたのではと、
パパ、ママの驚いた表情を、みんなで喜び合いました。

ご協力くださった皆様、本当にありがとうございました。

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