本年で3回目となるウィッシュ・バケーション高野山（和歌山県 高野町）は夏真っ盛りの７月、新緑に囲まれながら、兵庫県から岡本さん家と上田さん家をお迎えして始まりました。
大阪市の南側、和歌山市の東側にある高野山は、紀伊山地に開発された標高800mの仏教都市です。開創1200年以上の歴史があり、年間約200万人の観光客が訪れるといわれています。
「まだわからないかもしれないけれど、子どもたちにも高野山の歴史を感じてほしいです」と言って参加してくれた2家族。その言葉通り、高野山を満喫してくださいました。
そして皆を驚かせたのが、2家族の中では最年少、4歳のようちゃん。
高野山真言宗 総本山金剛峯寺をはじめ、高野山の名所を説明してくださる僧侶の方がお話をされているとき、自分の被っていた帽子をさっと手元に持ってきたのです。ようちゃんなりに、一生懸命にお話を聴きながら敬意を表したのだと考えると、とてもほっこりした気持ちになりました。思わぬところで感じた子どもの成長を感じたお母さんにとっても、うれしい瞬間でした。
そして何より、僧侶の方々の親しみやすさにみんなびっくり！最初は緊張していたご家族も、2日目の朝にはすっかり仲良しになり普段のいろいろな話で大盛り上がりになりました。
また今回のウィッシュ・バケーションでは、ヤンセンファーマ株式会社（ジョンソン・エンド・ジョンソン 日本法人グループ）のボランティアの方々もご参加くださり、英語を練習中だという岡本さん家の歩実（あゆみ）ちゃんが、英会話の練習に、本場の英語を教えてもらうなど、まさに非日常的な時間を過ごしました。
ウィッシュ・バケーションは、普段は関わることのできない方々同士が出逢うきっかけにもなっています。
大自然の中、たくさんの人たちとのにぎやかな食事、いつもと違うお寺の宿坊で家族そろって眠る。初めての体験は、子どもたちの夏休みを特別にしてくれるものでした。
そして、ここでの特別な時間を過ごした後はだいすきな“お家”に帰っていきました。
