神奈川県から小澤さん家、福岡県から林さん家をお迎えしてにぎやかに始まりました!
子どもたちは翌日のパークに向けてのビーズアクセサリー作りで、すっかり意気投合して仲良しになりました。
花桜里(かおり)ちゃんは、色々なこと・ものに興味があります。そのため、一つの場所にじっとしていることが難しく、気が付けばあっちこっちに…。その様子に、お母さんは「すみません。」の言葉を繰り返していました。
スタッフは「よし!このウィッシュ・バケーションでは、お母さんに何も気にせずに過ごしてもらおう」と決めました。
「花桜里ちゃん、2人でお散歩にいこうか」と、外に出たスタッフと花桜里ちゃん。
近くの道を行ったり来たり。「好きなところ、行っていいよ。好きなこと、していいんだよ」と声をかけると、ぎゅっと、優しく小さな身体で抱きしめてくれました。
ウィッシュ・バケーション最終日、お母さんがお話しをしてくださいました。
「私、いつも謝ってばかり。周囲に迷惑ばかりかけているのだと思っていました。でも、今回は違いました。みんなが笑って、花桜里に話しかけてくれて、花桜里が笑って、またみんなが笑って。だから、それを見ていて、とても嬉しかったです。」と。
時には、人と違う、ということだけで社会から切り離された気分を感じているお母さんは多くいます。
育児の中心となるお母さんが、元気で自分らしく、笑顔でいること、のきっかけを創ることも、当団体がやるべきことの大切な一つだと改めて感じました。